【京都市右京区】リフォーム補助金の探し方|耐震・省エネ・バリアフリーで制度が違う

工事の前に補助制度を調べようと思ったとき、どこから手をつければいいか分からなくて、そのまま後回しになってしまう。そういう経験、みなさんにも一度くらいあるんじゃないかと思います。

右京区在住ライターのふーさんです。地域情報メディア『ウキョウベース』で、街のお金まわりや暮らしの情報を書いています。本業は建材会社の営業なので、リフォーム工事や住宅の制度まわりは、自分でも調べることが多い分野です。

この記事では、京都市右京区で使えるリフォーム補助制度の整理と、補助金申請に対応した右京区内の工務店を三社紹介します。制度の種類・申請の順番・よくある失敗の三つの軸で進めます。

目次

右京区で使える補助制度の全体像

京都市のリフォーム補助制度は、国・京都府・京都市の三層構造になっています。それぞれ申請先も対象工事も異なるので、「一つ申し込めば終わり」という話ではありません。

大まかに分けると、耐震・省エネ・バリアフリー・京町家の四つが柱になります。右京区はエリアとして特別な制限は少なく、京都市全体の制度がほぼそのまま使える地域です。

耐震改修に使える主な補助制度

木造住宅を対象にした耐震改修支援は、京都市と京都府の両方に制度があります。昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅が主な対象。

まちの匠・ぷらす(京都市)

木造住宅の耐震・防火改修が対象。補助率5分の4、上限300万円。2026年度は4月13日から12月25日まで受付。

京都府木造住宅耐震改修補助(京都府)

耐震診断後の本格改修が対象。上限115万円または140万円。市の制度と組み合わせて申請できる場合あり。

耐震の補助は工事の前に耐震診断を受けることが前提で、診断なしでは申請できません。診断から改修まで一連の流れとして動かないと、途中で時間切れになりやすいのが実態です。

省エネ改修に使える主な補助制度

断熱改修は、京都市独自の制度と国の制度が両方使える可能性があります。対象工事や上限額がそれぞれ違うので、同時に確認しておくと漏れがありません。

既存住宅の断熱改修等補助(京都市脱炭素)

断熱改修と省エネ設備の導入が対象。補助率3分の2、断熱改修のみで上限120万円。2026年度は5月1日から11月30日まで受付。

先進的窓リノベ事業(国)

窓・ガラスの高断熱化が対象。補助額は性能と面積によって変わる。合計5万円以上での申請が条件。

先進的窓リノベは工務店など登録事業者経由での申請になります。見積もりを取る時点で「補助金を使いたい」と伝えておくと、手続きがスムーズです。

バリアフリー工事に対応した制度

手すりの設置や段差解消は、介護保険の住宅改修と、京都市の障害者向け助成が主な選択肢です。どちらも対象者の条件がはっきり決まっています。

  • 介護保険住宅改修:要支援・要介護認定者が対象、上限18万円
  • いきいきハウジングリフォーム:重度障害者対象、上限50万円
  • 京都府住宅改良資金融資:バリアフリー工事も対象の低利融資

介護保険の住宅改修は、着工前にケアマネジャーへの相談と事前申請が必要です。着工後に申請しても給付が受けられないので、順番には注意が必要です。

申請の流れと工事前に動くべき理由

正直に言うと、わたし自身も最初は「工事が終わってから申請するもの」と思い込んでいました。実際には、ほとんどの補助制度が工事前に申請・交付決定を受けることを条件にしています。

STEP
利用したい制度を調べる

工事の種類(耐震・省エネ・バリアフリー)を決めてから、対応する制度を調べます。

STEP
受付期間・予算残量を確認する

京都市公式サイトで、今年度の受付が開いているかを確認します。

STEP
事前相談・申請書を提出する

交付申請書を出して、交付決定通知を受け取ることが着工前の必須ステップ。

STEP
交付決定後に契約・着工する

決定通知が届いてから業者と契約し、工事に入ります。

STEP
完了報告書を提出して受給

工事完了後に実績報告書を提出し、審査が通れば補助金が振り込まれます。

わたしが仕事で関わる現場でも、「もう着工してしまった」と相談が来ることが年に何度かあります。そうなると選べる制度がほぼなくなる。これは本当に惜しいと感じます。

補助金相談に対応した右京区の工務店三社

制度のことは分かったけれど、どこに相談すればいいか迷う方も多いと思います。右京区内で補助金対応の実績がある工務店を三社、わたしが確認した範囲で紹介します。

ただし、各社の対応可否・受付状況は時期によって変わります。問い合わせ前に、補助金を使いたい旨を最初に伝えるのが無駄のない動き方です。

株式会社 京町建設

右京区西院を拠点に、リフォーム・リノベーション・新築設計を手がける工務店。省エネ補助(先進的窓リノベ・給湯省エネ等)への対応実績を公式サイトで確認できます。

所在地・連絡先

京都市右京区西院清水町104-3 2F / TEL:075-963-6028 / 公式サイト:kyomachi-k.co.jp

株式会社 清井設計工務

木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)登録の工務店。耐震診断・耐震補強を専門に扱い、「まちの匠・ぷらす」などの補助申請に対応できる事業者として登録されています。

所在地・連絡先

京都市右京区西院西貝川町42 / TEL:075-864-7100 / 公式サイト:kiyoi62.co.jp

有限会社 スギテック

右京区西院を拠点に、建物診断・耐震診断・耐震補強工事・省エネ対策工事を手がける専門会社。マンション診断のBELCA登録事業者でもあります。

所在地・連絡先

京都市右京区西院西田町94 / TEL:075-326-1126 / 公式サイト:sugitec.net

三社とも阪急西京極駅や太秦天神川駅から動きやすいエリアにあります。仕事帰りに立ち寄れるかどうかは、わたしには結構大事なポイントなんですよね。

複数の制度を組み合わせて使えるか

制度によっては併用が可能なものもあります。たとえば耐震改修では、京都市と京都府の制度を重ねて申請できるケースがあります。

ただし、同一年度内に類似の補助を複数受けることを禁じている制度もあるので、申請前に各制度の要件を個別に確認することが大事です。

迷いやすいのが、国の省エネ制度と市の断熱補助の組み合わせです。窓リノベと京都市の断熱改修補助は対象工事が重なる場合があるので、担当窓口に直接聞くのがいちばん確実。

工事前に見ておきたい公式確認先

制度の内容・受付状況・補助額は年度ごとに変わります。以下が主な確認先です。

  • 京都市公式サイト「住宅に関する相談・補助制度等」
  • 脱炭素京都(断熱改修補助の専用ページ)
  • 京都市住宅政策課(電話相談も可)
  • 施工業者(国補助の登録事業者かどうかも確認)

わたしは先に公式を確認してから業者に連絡する順番のほうが動きやすいと感じています。業者経由で知る制度もありますが、補助の対象要件は自分でも一度読んでおくと安心です。

よくある失敗と見落としやすい点

見落としやすいのが、予算上限に達した時点で受付終了になる制度です。受付期間が年末まであるように見えても、実際は夏前に締め切られることがあります。

ふーさん

早めに動くほど選択肢が残りますよ

もう一つよく聞くのが、「診断を受けていなかったので耐震改修の補助が使えなかった」というケースです。耐震補助は診断あり前提なので、工事の検討より先に診断の予約を入れる流れが自然です。

制度選びで迷ったときの整理の仕方

「何の工事をしたいか」から逆算するのが、わたしにはいちばん合っています。制度の名前から入ると、読むべきページが増えすぎて疲れるんですよね。

工事の目的まず確認する制度
古い家を地震に強くしたいまちの匠・ぷらす(京都市)
断熱・省エネ性能を上げたい断熱改修等補助(脱炭素京都)
窓だけ変えたい先進的窓リノベ事業(国)
バリアフリーにしたい介護保険住宅改修 or いきいきハウジング
耐震・省エネまとめて対応したい長期優良住宅化リフォーム推進事業(国)

制度の名前は似ていても、申請窓口や対象者の条件はそれぞれ違います。一覧の制度名だけを見て「全部使えそう」と思い込むのが失敗の入口になりがちです。

動き出すなら今週末がちょうどいい

今の段階でやることは、京都市公式の補助制度ページを一度開いて、自分の工事に関係しそうな制度の名前だけメモしておくことです。難しく読まなくていい。

制度の詳細は窓口や業者に聞けばいいと、わたしは思っています。自分でメモした制度名を一枚持っていくだけで、相談の内容がぐっと具体的になります。それだけで話が早くなるんです。

週末にでも京都市のページを開いて、気になる制度を一つだけ選んでみてください。今回紹介した三社は、補助金対応の相談を受け付けているので、メモ一枚を手に連絡してみるだけで動き出せます。その一歩が、工事全体のペースを決めることになるので、みなさんの準備が少しでもすっきり進む時間になったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ウキョウベース」ふーさん

右京区在住のふーさんです。地域情報メディア『ウキョウベース』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています

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