「補聴器に助成金があるらしい」と聞いても、実際に京都市で使える制度なのか、右京区に住んでいるとどこで確認すればいいのか、調べ始めると迷う方は多いと思います。
地域情報メディア『きょうと右京ベース』のエリア担当ライター、ゆうやです。仕事で右京区の北から南まで動くことが多く、区役所や制度の話は「どこに、どの順番で聞けば早いか」を意識しながら追いかけています。
この記事では、補聴器に関わる公的な支援にどんな種類があるのか、右京区内で実際に相談できる場所も含めて、購入前に確認したい順番で整理していきます。
補聴器の助成金で探せる制度の違い
「補聴器 助成金」で検索すると、複数の制度が一度に出てきて、どれが自分に関係するのか分かりにくいと感じます。
京都市が公式に案内している補聴器関連の支援には、少なくとも三つの異なる仕組みがあります。加齢性難聴の高齢者向け、18歳未満の難聴児向け、身体障害者手帳を持つ方向けの制度です。それぞれ対象条件も窓口も別物です。
名前が似ていても中身が違う制度なので、見出しの言葉だけで判断せず、対象条件から確認するのが安心だと感じています。
京都市で実施されている制度の調べ方
先に確認しておきたいのは、京都市が令和8年度から始める「聞こえの応援事業」です。加齢性難聴のある高齢者を対象に、補聴器購入費の一部を助成する新しい取り組みです。
申請の受付は令和8年10月1日からで、それまでは申請できません。ただし要件を満たすための講座参加や受診は、受付開始前から進められる仕組みになっています。
年度によって制度そのものが新設されたり内容が変わったりするので、京都市の公式ページで最新の状況を確認する前提で見ておくと無理がありません。
補装具費支給制度との違いを知る
混同しやすいのが、障害者総合支援法に基づく補装具費支給制度です。これは身体障害者手帳(聴覚障害)を持っている方を対象にした、補聴器を含む補装具の費用支給の仕組みです。
先ほどの「聞こえの応援事業」は手帳を持っていない方向けの助成で、補装具費支給制度は手帳を持っている方向けの支給です。目的も対象も別の制度。この違いを先に押さえておくと、自分がどちらの窓口に相談すればいいかが見えてきます。
対象条件を確認するときの注意点
よく迷うのが、年齢や症状だけで対象かどうかを判断してしまうケースです。実際には年齢に加えて、住民登録の有無、講座への参加、指定医療機関での受診など、複数の条件が組み合わさっています。
18歳未満を対象とする難聴児向けの助成でも、手帳の交付対象外であることや、世帯の所得割額といった条件が定められています。
- 聞こえの応援事業
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手帳のない満65歳以上の方が対象で、講座参加や指定医療機関の受診が条件です。
- 難聴児補聴器購入費助成
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手帳のない18歳未満の子どもが対象で、世帯の所得割額に条件があります。
- 補装具費支給制度
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身体障害者手帳(聴覚障害)を持つ方が対象の費用支給です。
条件が細かい分、思い込みで進めるとやり直しになりやすい部分です。ここは公式の要綱や手引きで一つずつ照らし合わせておくと安心だと思います。
右京区で補聴器を相談できる場所
制度の対象になりそうだと分かったら、次に気になるのは実際に補聴器を試せる場所だと思います。右京区内にも、認定補聴器技能者が在籍する専門店がいくつかあります。
実際に見てみると、店ごとに試聴のしやすさや営業日が違うので、寄りやすさも含めて比べておくと動きやすいです。ここでは右京区内で実在が確認できる三軒を紹介します。
- リンク補聴器
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嵐電常盤駅のすぐ横にあり、認定補聴器技能者が試聴から相談まで対応する専門店です。
- 補聴器・眼鏡工房よしの
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帷子ノ辻駅から徒歩約1分の認定補聴器専門店で、2週間の無料試聴に対応しています。
- メガネの愛眼 イオンモール京都五条店
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イオンモール京都五条内にあり、買い物のついでに聴力測定や相談ができる店舗です。
| 店舗名 | アクセス | 営業時間 | 電話 |
|---|---|---|---|
| リンク補聴器 | 嵐電常盤駅のすぐ横 | 月曜から土曜 10時から17時 | 075-366-3613 |
| 補聴器・眼鏡工房よしの | 嵐電帷子ノ辻駅から徒歩約1分 | 9時30分から19時(水曜休) | 075-201-8792 |
| メガネの愛眼 イオンモール京都五条店 | 阪急西院追分町、イオンモール京都五条3F | 10時から21時(年中無休) | 075-874-2223 |
リンク補聴器は駅のすぐ横という立地で、車がなくても寄りやすい点が助かります。よしのは帷子ノ辻駅から徒歩約1分で、認定補聴器専門店として2017年から登録されている老舗です。
イオンモール京都五条店は年中無休で夜21時まで開いているので、平日の帰りに寄れる時間帯の広さが魅力です[48]。三軒とも料金は機種や条件によって幅があり、公式サイトでも一律の金額は示されていません。試聴や見積もりは無料の場合が多いようですが、実際の金額は来店時や電話で確認するのが確実です。
個人的には、駅からすぐで寄り道しやすい店の方が、通いながら調整してもらうには続けやすいと感じています。公式サイトの情報は次の通りです。
- リンク補聴器の公式サイト(kikoeru.net)
- 補聴器・眼鏡工房よしのの店舗情報(きこえナビ掲載)
- メガネの愛眼 公式店舗検索ページ
購入前の手続きが必要かを確認する
正直に言うと、ここで一度止まった読者の方も多いのではないかと思います。補聴器を先に買ってから助成を申請できるのか、それとも購入前に手続きが要るのか、という点です。
聞こえの応援事業では、講座参加や指定医療機関での受診を済ませたうえで、指定された販売店で購入することが条件になっています[1]。購入を先に済ませてしまうと対象外になる場合がある。ここは特に見落としやすい部分です。
ゆうや順番を間違えると対象外になることがあるので要注意
助成額と自己負担を見るときの注意
助成額も制度ごとに仕組みが異なります。聞こえの応援事業は購入費の2分の1と3万円のいずれか少ない額が上限です。
難聴児向けの助成は補聴器1個当たり4万円が上限とされています。補装具費支給制度は世帯所得に応じた自己負担があり、所得割46万円以上の世帯は対象外となる点も押さえておきたいところです。
助成額や自己負担の金額は制度ごとに違うため、必ず公式の最新情報で確認することが欠かせません。
申請に必要な書類の確認ポイント
見落としやすいのが、申請書類が制度独自の様式になっている点です。聞こえの応援事業では「交付申請書兼請求書」と「助成要件確認書」という専用の書類が必要で、講座や受診のたびに窓口の担当者から記入をもらう流れになっています。
地域介護予防推進センターの講座に参加し、確認書へ記入をもらいます。
指定医の診断を受け、意見欄に記入をもらいます。
調整欄への記入をもらってから申請書類一式を提出します。
書類が一枚でも欠けると申請が受け付けられないこともあるようなので、手引きを手元に置いて進めると迷いにくいと感じています。
他自治体の制度と混同しやすい点
意外と知られていないのですが、補聴器助成の内容や有無は自治体ごとに違います。ネットで見つけた他の市区町村の制度を、そのまま京都市の制度だと思い込んでしまうケースがあります。
助成額や対象年齢、必要な手続きの順番は自治体によって設計が異なります。調べているページがどの自治体の情報かを、まず確認する癖をつけておくと安心です。
向かないケースと注意しておきたいこと
この記事は、聴力の状態や補聴器そのものの必要性を判断するものではありません。その判断は、協力医療機関など専門の窓口に委ねるものだと考えています。
年齢や条件が近いからといって、必ず対象になるとは限りません。個別の状況は、右京区役所の担当課や紹介した専門店で直接確認するのが確実です。
今日から動くための小さな一歩
ここまで制度と相談先の両方を見てきましたが、まず今日できるのは、気になった店を一軒だけメモに書き出しておくことだと思います。
わたし自身、仕事帰りに気になる店へふらっと立ち寄ることが多いのですが、電話で先に営業時間を確認しておくと無駄足になりません。週末に家族と店舗情報を眺めておくだけでも、気持ちの余裕が違ってきます。
焦って結論を出す必要はありません。今週末、気になる一軒に電話をかけてみてくださいね。













