「預かり保育って、補助が出るって聞いたけど、自分は使えるのかな」と思いながらも、調べ始めると制度の名前がいくつも出てきて、どれが自分に関係するのか分からなくなる。そういう状態、けっこう多いと思います。
わたしは右京区を拠点に、地域のくらし情報を書いている地域メディア『きょうと右京ベース』のゆうやです。子どもの保育費まわりは、自分でも「どの制度がどこにかかるのか」を調べながら整理した経験があります。
この記事では、右京区内で預かり保育の補助制度が使えそうな施設を3か所紹介しつつ、補助の仕組みや手続きの流れを一緒にまとめました。補助額や条件の詳細は、必ず公式窓口でご確認ください。
預かり保育とはどういう仕組みか
預かり保育とは、幼稚園や認定こども園が定めた教育時間の前後や、夏休みなどの長期休業中に子どもを預かるサービスのことです。
利用料は各施設が設定するため、施設によって金額が異なります。補助制度の対象になると、その利用料の一部または全額が給付される仕組み。ただし、すべての人が対象になるわけではなく、一定の条件があります。
補助制度の全体像をざっくり押さえる
幼児教育・保育の無償化(いわゆる「幼保無償化」)という国の制度が2019年10月から始まり、一定の条件を満たした場合に預かり保育の利用料も補助対象になっています。
京都市では国の制度に加えて独自の保育料軽減施策もあるため、どちらが自分に当てはまるかを確認する必要があります。制度の種類が多いぶん、入口が分かりにくく感じるのはそのためです。
右京区で預かり保育を実施している施設3か所
補助制度の対象になる幼稚園・認定こども園を探す際、まず「自分の子どもが通える範囲に施設があるか」を確認するのが先決です。右京区内で、幼稚園型の認定こども園として預かり保育を実施している施設を3か所まとめました。
| 施設名 | 所在地 | 預かり保育の時間帯(目安) |
|---|---|---|
| 太秦幼稚園(幼稚園型認定こども園) | 右京区太秦森ヶ東町9-2 | 早朝8:00~、延長~17:00(長期休暇中は9:00~17:00) |
| 天授ヶ岡幼稚園(幼稚園型認定こども園) | 右京区花園天授ヶ岡町10-17 | 平日・土曜8:00~19:00 |
| まこと幼児園(幼保連携型認定こども園) | 右京区嵯峨大覚寺門前登り町2 | 7:30~19:00(延長は18:30~19:00) |
料金や受け入れ対象年齢、定員は各施設によって異なります。利用前に必ず施設へ直接問い合わせて、最新の内容を確認してください。
施設ごとの特徴を簡単に紹介する
太秦幼稚園(TEL:075-861-0020)は、蚕ノ社駅から徒歩8分ほどの場所にある幼稚園型認定こども園です。1号認定(幼稚園部)の早朝預かりは400円/日、延長は300円/時間が目安。長期休暇中の預かりは9:00~17:00で1,000円/日となっています。公式サイト
天授ヶ岡幼稚園(TEL:075-461-3407)は、花園エリアにある幼稚園型認定こども園で、平日・土曜ともに8:00~19:00の預かりに対応しています。1号認定の子どもを持つ家庭でも土曜日の預かりを検討できる施設です。公式サイト
まこと幼児園(TEL:075-881-5788)は、嵯峨大覚寺そばにある幼保連携型認定こども園。7:30から19:00まで開園しており、2・3号認定の子どもは延長保育(18:30~19:00)の利用も可能です。こちらのサイト等で詳細を確認できます。
「保育が必要な理由」が認定に関わってくる
幼稚園や認定こども園(幼稚園部分)で預かり保育の補助を受けるには、保護者のいずれもが「保育が必要な理由」に該当することが前提条件です。
「保育が必要な理由」とは、就労・妊娠・出産・介護・疾病などの状況を指します。共働きの場合はどちらも対象に入りやすいですが、片方が専業で家にいる場合は要件を満たさないこともあります。ここは迷いやすい部分です。
また、満3歳児は3~5歳児と異なり、「保育が必要な理由」に該当するうえで市民税非課税世帯であることがさらに条件として加わります。子どもの年齢と世帯の課税状況の組み合わせを確認しておくと、申請前の見通しが立てやすくなります。
補助の上限額はどのくらいか
京都市の公式情報によると、認定こども園(幼稚園部分・1号認定)における預かり保育の補助は、月あたり利用日数×450円が基本で、月額上限は3~5歳児が11,300円です。
満3歳児は上限が16,300円と異なります。支給上限を超えた分は自己負担になるため、利用日数が多い月はどれくらいの差額が出るかを施設に確認しておくと安心です。金額は変更になる場合があるため、最新の内容は京都市公式サイトで確認してください。
認定の種類と申請先を把握しておく
預かり保育の補助を受けるには「子育てのための施設等利用給付認定」(新2号または新3号認定)を受ける必要があります。これは、通常の教育・保育給付認定(1号認定など)とは別の認定手続きです。
申請書は京都市のホームページからダウンロードできるほか、各区役所・支所の子どもはぐくみ室でも受け取れます。右京区内であれば右京区役所の子どもはぐくみ室が窓口になります。郵送提出の場合は「京都市幼児教育・保育事務集中室」が宛先です。
申請時に用意する書類の流れ
新2号・新3号認定を申請する場合、必要書類は主に3種類です。
- 施設等利用給付認定(変更)申請書
- 保育が必要な理由書
- 保育が必要な理由の添付書類
添付書類は「保育が必要な理由」の種類によって異なります。就労の場合は就労証明書、妊娠・出産の場合は母子手帳の写しなど。状況に応じた書類が必要になるため、施設または窓口で事前に確認しておくと当日の手間が少なくなります。
申請の時期と給付のタイミング
認定申請は利用を始める前に済ませておく必要があります。認定が下りる前の利用分は遡っての給付がされないケースもあるため、利用開始のタイミングより早めに動いておくほうが無難です。
給付費の支払いは概ね四半期ごとで、10月から12月分の給付費は翌年3月頃に振り込まれる流れです。利用料はいったん施設に全額支払い、あとから給付分が口座に戻る仕組み。手元のお金に余裕が必要な点も、先に知っておくと計画が立てやすくなります。
勘違いしやすい点をひとつ整理しておく
見落としやすいのが、「幼稚園の保育料が無償化された=預かり保育も無償」という思い込みです。教育時間の保育料が無料になっている施設でも、預かり保育の補助は別の認定手続きが必要です。
ふーさん認定が別なのは、最初に知っておくだけで焦らずに済みます
わたし自身も最初にここで混乱しました。保育料の無償化と、預かり保育の補助認定は別の手続きだと分かってから、手順が整理できた気がします。
制度が自分に当てはまるか確認する手順
「対象になるかどうか分からないまま申請すべきか迷っている」という状況では、まず施設に相談するのが一番スムーズです。補助制度の手続きに慣れている施設側から、必要書類や認定区分の目安を教えてもらえることが多いです。
在籍する施設が幼稚園か認定こども園か、入園時の認定が何号かを確認します。
就労・妊娠・出産・介護・疾病など、保護者双方の状況を確認します。
施設または区役所の子どもはぐくみ室で書類を受け取り、添付書類を確認します。
右京区役所の子どもはぐくみ室への持参か、京都市幼児教育・保育事務集中室への郵送で提出します。
公式情報の確認先と窓口について
制度の詳細や最新の補助額は、京都市子ども若者はぐくみ局(幼保総合支援室、電話:075-222-3900)または各区役所・支所の子どもはぐくみ室で確認できます。
- 制度の内容・補助額
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京都市子ども若者はぐくみ局 幼保総合支援室(075-222-3900)
- 認定申請・書類の受け取り
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右京区役所 子どもはぐくみ室(京都市右京区太秦下刑部町12)
- 申請書の郵送先
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京都市幼児教育・保育事務集中室(電話:075-254-7216)
窓口は月曜から金曜の8時45分~17時30分が開設時間です。電話受付は17時15分まで。祝日と年末年始は休みなので、訪問前に日程を確認してから動くと無駄がありません。
調べ始めた今日、まず一つだけ動く
制度まわりは「全部分かってから動こう」と思うと、結局何も進まないことが多いです。今日できる一歩は、紹介した3施設のどれかに「うちは預かり保育の補助が使えますか」とひとこと電話してみることだと思っています。
施設側が認定区分や必要書類の目安を教えてくれることが多く、そこから申請の流れが見えてきます。わたし自身、「全部調べてから聞こう」と後回しにしていたら、それだけ動き出しが遅くなったという経験があるので、まず聞いてみるほうが早いと感じています。
平日の窓口が難しくても、施設への電話一本なら今週中に入れられると思います。制度の仕組みが少し見えるだけで、気持ちが軽くなる部分もあるので、ぜひ動いてみてくださいね。













