【京都市右京区】結婚新生活支援事業、29歳以下と39歳以下で補助額が変わる

結婚を機に新居を探し始めると、初期費用の多さに少し気持ちが重くなることがありますよね。家賃の前払い、敷金礼金、引越し費用と、まとめて出ていく金額はなかなかのものです。

右京区を中心に暮らしと地域の情報を発信しているメディア『ウキョウベース』のふーさんです。わたしも娘の結婚を考え始めたころ、こういう制度があると聞いて調べたことがあります。制度の名前は聞いたことがあっても、自分が対象かどうか確かめる前に後回しにしてしまう、という方が多い気がしています。

この記事では、国の「結婚新生活支援事業」の仕組みと対象条件、京都府の状況、申請の流れを順に整理します。制度の変更もあるため、申請前には必ず公式情報をご確認ください。

目次

結婚助成金とはどんな制度なのか

正式には「結婚新生活支援事業」といいます。国(こども家庭庁)が後押しし、各市区町村が新婚世帯へ新居の費用や引越し費用を補助する仕組み。自治体が実施して初めて使える制度なので、住む場所によって使えるかどうかが変わります。

わたしが最初に調べたとき、正直「国の制度だから全国どこでも使える」と思い込んでいました。実際は自治体ごとに実施の有無や上限額が異なるので、まず自分の住む地域が対象かを確かめるのが先です。

補助される費用の種類と対象外のもの

補助の対象になる費用は、住宅に直接かかるものに限られています。結婚式の費用や家具の購入費は対象外。ここは意外と見落としやすいので、先に押さえておくと安心です。

  • 新居の購入費用
  • 家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料
  • 引越業者・運送業者への支払い費用
  • 住宅リフォーム費用(条件あり)

レンタカーを借りて自分で引越した場合や、不用品の処分費は対象外です。引越業者への支払いとして領収書が残るものが基本になります。

申請できる世帯の年齢と所得の条件

基本的な条件は国が定めていて、自治体がそれをもとに運用しています。年齢と所得の両方を満たす必要があり、どちらか一方だけでは申請できません。

年齢の条件

婚姻日の時点で夫婦ともに39歳以下であること

所得の条件

夫婦の世帯所得の合計が500万円未満であること

その他の条件

過去にこの制度の補助金を受けていないこと

再婚の場合も申請できますが、夫婦のいずれかが以前この制度を使ったことがあれば対象外になります。「うちは再婚だから対象外」とあきらめる前に、過去の受給歴を確認してみてください。

補助上限額は年齢によって変わる仕組み

補助の上限額は、夫婦の年齢によって二段階になっています。29歳以下かどうかが分かれ目。同じ制度でも、もらえる金額がかなり違います。

夫婦の年齢補助上限額
ともに29歳以下最大60万円
どちらかまたは両方が30〜39歳最大30万円

京都府内の自治体で「都道府県主導型市町村連携コース」に参加しているところは、60万円枠が使えます。自分の住む市区町村がどちらのコースかは、申請窓口で確認するのが確実です。

京都市・右京区での申請状況と注意点

迷いやすいのが、京都市内での扱いです。京都市全体としての結婚新生活支援事業の実施状況は年度によって変わることがあるため、右京区在住の方は必ず京都市の公式サイトか区役所窓口で最新情報を確認してください。

わたしも娘の件で調べていたとき、ネットの情報と実際の窓口の情報が少しずれていたことがありました。制度は年度ごとに見直されるので、検索結果の日付もあわせて見ておくと安心です。

ふーさん

窓口に行く前に電話で確認するだけでも動きやすくなります

京都府内で申請実績のある自治体の例

京都府内では、京丹後市・南丹市・和束町などが結婚新生活支援事業を実施しています。府外から移住してきた世帯は補助上限額が2倍になる自治体もあり、京丹後市では最大120万円になるケースもあります。

ただし、これらはあくまで確認できた時点の情報。自治体ごとに予算枠があり、先着順で締め切られることもあります。気になる市町村があれば、早めに問い合わせておくほうが無難です。

申請に必要な書類をあらかじめ確認する

申請書類は自治体によって多少異なりますが、共通して求められることが多いものがあります。婚姻届を出してから動くことになるので、書類が一度に取れるか確認しておくと二度手間になりません。

  • 婚姻届受理証明書または戸籍謄本
  • 住民票の写し
  • 所得証明書(夫婦それぞれ)
  • 住宅費・引越し費用の領収書や契約書

領収書は契約者名の確認が必要な場合があります。夫婦どちらの名義にするか、先に決めておくとスムーズです。

申請のおおまかな流れと手順

申請の流れは自治体によって細かく異なりますが、おおむね次の順番で進みます。先着順で締め切られる自治体もあるため、住む場所が決まったら早めに確認しておく価値があります。

STEP
居住する自治体の実施状況を確認する

自治体の公式サイトか電話で「結婚新生活支援事業」の実施有無と申請期間を確認します。

STEP
婚姻届を提出して受理証明書を取得する

申請には婚姻届の受理が前提です。受理証明書か戸籍謄本を窓口で取得します。

STEP
必要書類をそろえて申請窓口へ提出する

所得証明書や領収書など、自治体が指定する書類を持参または郵送で提出します。

申請書は各自治体のホームページからダウンロードできる場合もあります。先に書式を確認しておくと、窓口に着いてから慌てずに済みます。

よく混乱しやすい「先着順」という点について

この制度、予算額に達し次第で受付終了になります。「年度内ならいつでも出せる」と思っていると、気づいたときには締め切られていたということも。わたしが調べたときに一番驚いたのがこの点です。

新居が決まって引越しが落ち着いてから書類を集める、という段取りだと少し遅くなることがあります。住む場所と時期が見えてきたら、並行して動いておくほうが無難かなと感じています。

制度の周知と「もらい忘れ」の現実

制度を利用した方へのアンケートでは、婚姻届を出す前から知っていた方は約55%だったという結果があります。半分近くの方が知らないまま婚姻届を出しているということ。申請した方の97%が「経済的不安の軽減に役立った」と答えているだけに、知らないまま終わるのはもったいない制度です。

子どもや知人が結婚するタイミングで初めて知る、という話もよく聞きます。身近に該当しそうな方がいれば、さらっと教えてあげると喜ばれることがあります。

調べ始めるなら今週末でも動けます

制度の詳細は年度ごとに変わるため、まず今住んでいる(または引越し予定の)自治体の公式サイトを一度開いてみるだけでも違います。「結婚新生活支援事業」と自治体名を組み合わせて検索すると、窓口や申請期間が出てくることが多いです。

わたしなら、まず申請期間の締め切りだけメモしておきます。期日を把握していれば、書類集めも慌てずに段取りできる気がしています。

新生活の初期費用が少し軽くなると、その分を別のことに使えますよね。まずは今週末、自治体の窓口ページを一度見てみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ウキョウベース」ふーさん

右京区在住のふーさんです。地域情報メディア『ウキョウベース』で、地域で暮らす人に役立つ情報を発信しています

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次